初心者の方がFXトレードを始める際、最初に覚悟しておくべきことは、最初は負ける可能性があるということです。
決して否定的なことを言いたいわけではなく、実際、負ける経験を学びに変える意識が大切ということ。
要は捉え方次第ってことですね。
「あー、やっぱり自分には無理だ！」
と思ってしまうのか、
「自分はなぜここでエントリーしてしまったんだろう？」
「ロット数はこれで良かったのだろうか？ロスカット位置は問題なかったか？」
「自分の悪いクセは出ていなかっただろうか？」
と自分のトレードを丁寧に振り返って分析するのとでは、その後のトレード人生が大きく変わってきます。
最初は十分な知識がないのも確かですが、実際に体験をした経験がなによりもあなたの財産になっていくことを知っておくことも重要ですね。
失敗はリスク管理の重要性を理解する上での良い機会でもありますから。
負けた経験から学び、基本的な戦略を身につけることで、次に向けてのステップアップも可能になります。
FXで成功するためには、トレード経験も必要、具体的なステップを踏むことも必要、そして、そのためには継続的な学習も必要です。
負けることが勝利への道であることを心に留めておいてください。
FX初心者はなぜトレードで負けるのか？考えられる2つの理由
それでは、たくさんの負ける経験をした私が、いまだからこそ伝えられる、FX初心者が負ける理由について書いていきます。
FX初心者は多くの場合知識不足である
FXトレードは誰でも簡単に始めることができますが、その取引には多少なりとも専門的な知識が必要です。
初心者がトレードを始める際、多くの場合、その知識が不足していることが問題となることは否めません。
相場の動向を理解することも、テクニカル分析やファンダメンタル分析の方法を知ることも、そしてリスク管理の手法を十分に身につけることも、容易ではありませんよね？
「ただお金を増やしたい！！」
という気持ちだけではお金を増やすことができないのです。
そのため、初心者は予測できない相場の変動に対応できず、損失を被ることが多々あります。
リスク管理の重要性について理解不足である
FXトレードはレバレッジを効かせられるのが特徴でもあり、そこが大きな魅力でもあります。
ハイリスク・ハイリターンも起こりえるのは確か。
このリスクを適切に管理することが成功の鍵とも言えるのですが、初心者はレバレッジの良いところだけを見て、リスク管理の重要性を理解していなかったり、、過小評価していたり、というようなところがあるんですよね。
大きな利益が欲しいのはわかります。
でも、それよりももっと大切なのは資金を失わないこと、と私は強く思うのです。
何度も書いているかもしれませんが、増やすよりも減らさないのが大事というのが、私が常々意識していることです。
損切りの設定を怠ったり、許容リスクを超える大きなポジションを取ったりしていれば、これらの行動の先にあるのは、相場の予測外の動きによって招く大きな損失です。
以上のように、FX初心者がまず負ける理由として、主に知識不足とリスク管理の誤解にあるのでは？というのが私の考えになります。
これらの問題を克服するために、継続的に学習をして知識を深め、リスク管理の重要性をより深く理解し、トレードに生かすことが不可欠になるということですね。
「負けるから学べる」FXトレードの基本
FX初心者は、まず負ける、いや、下手に利益を得るよりも、最初は負けておいた方が良いと私は思っています。
ビギナーズラックで利益を得て、調子に乗ってしまう方が怖いですからね。。。
負けた事実を受け止めるから、人は学び成長するのです。
では、負けからどのように学べばいいのでしょうか？
トレードで負けた経験から学ぶFXの基本戦略
FXトレードで負ける経験をすることは、決して無駄なことではありません。
むしろ、それは学びの機会になるし、その経験はあなただけの貴重なデータになります。
きちんと負けトレードに向き合えば、負けた原因を分析することできるし、自分のシナリオに欠けていた部分の改善点も見つけることができます。
また、環境認識の理解も負けることで磨かれていきます。
負けた経験から学んだことを元に、より効果的なトレード戦略を構築することができるようになっていきます。
リスク管理の基本とその重要性
FXトレードにおけるリスク管理は、本当に、本当に、重要な要素です。
大きく狙おうとすると、確実と言っていいくらいに相場に持っていかれます。
「取り返そう！」
という気持ちが出てきたときに、その自分に気付けるか・・・
結構、ここが分かれ道。
大事なのは、
- 自分が許容できるリスクの範囲内でトレードすること
- 適切な損切りの設定を行うこと
この2つがリスク管理の基本です。
この2つの基本をしっかりと理解し、トレードに生かしてください。
そうすれば、資金を飛ばすこともないし、大きな損失も避けられます。
地道に続けていけば、少しずつ資金も増えていきます。
以上のように、FXトレードでは負けることから学ぶことが意外と多いのです。
その経験はあなたのFXのシナリオ作りやリスク管理の理解に必ず役立ちます。
負けることから学ぶことをぜひ考慮してみてください。
トレードで負けを経験した後の戦略改善
負けた後にどう改善していくかというのも、大事な部分ではありますが、どうしたらいいのかわからない部分も多いと思います。
失敗からの学びと戦略の改善
まず、自分の行ったトレードが本当に自分の型であったのか確認することが大事ですね。
終わったトレードは客観的に分析できるので、
「ここでのエントリーは違ったな…」
というのがわかるものです。
あとは、そんなに自信を持てない「エイヤッ！」で入ったトレードなのに、「ロット数をいつも通りにしてしまった…」という過ちが私は何度もあります。
（そもそも勢いで入る時点でダメなのですが）
失敗を糧にエントリーポイントの精度をあげることも、リスク管理の方法を見直すこともできるので、失敗したら改善を繰り返すことでトレードも成長するし、自分自身のメンタル面の向上も図れますね。
FXトレードは今後も続けていくもの
FXトレードでの成功は、一時的なものではありません。
継続していくこともまた重要です。
相場がトレンドを継続していれば利益はあげやすいですが、行ったり来たりのレンジ相場だと利益を上げるのが途端に難しくなります。
相場の動きを見て、今攻めるときなのか、待つときなのか、私たちは判断を求められます。
毎日チャートを見続けることで、次の値動きが予測できるという感覚もつかめることは事実なので、トレードをしなくてもチャートを見て分析する作業は絶対に必要です。
つまり、ずーっと学び続けないといけませんよ！
ということですね。
FXトレードは短期的に大きく収入を得ることも可能な手段ではありますが、継続的に相場に残るためには生涯学び続けるという覚悟も必要ということ。
その意識があなたにはあるでしょうか？
FXで勝つための具体的なステップ
では、最後に私が思う「勝つための戦略」をお伝えします。
効果的な勝ちパターンを持つ
FXトレードで勝つためには、優位性のある戦略を持つことが不可欠です。
参考までに私のルールを紹介しますね。
それは、「コレ」という自分のエントリーパターンを1つ持つことです。
ちなみに、私の場合で言えば、リターンムーブになります。
あとは、ロット数はかなり抑えめにする、一度に入るのは2通貨までが、私のルール。
まとめると、
- 環境認識ではリターンムーブでエントリー
- ロット数は抑えめ（証拠金維持率が1000％以上）
- 一度に入るのは2通貨まで
こんな感じです。
継続的にチャートを見て学習する
相場は毎日変動します。
毎日チャートを見続けることで流れが把握できるので、一日に一度はチャートにラインを引き直す時間を作る事も必要ですね。
習慣になれば10分位で終わりますし、純粋にチャートの動きを見るのは楽しいです。
トレンドが発生しそうな優位性があるところを探る作業は、宝さがしみたいなもの。
ぜひ、この作業を楽しんでいただきたいです。
まとめ
FXトレードは負けた経験から得られる教訓を活かして、トレードを改善していくことが必要というのがおわかりになったでしょうか？
- 環境認識
- リスク管理
これらの改善を通じて、負けを挽回し、FXトレードでの成功につなげることが可能です。
また、FXトレードでの成功は一時的なものではなく、継続して学習することも重要であることもお伝えしました。
負けることが決して無駄ではないこと、負けるからこそ向上するということを理解していただけたら嬉しいです。
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