FXで損切りをしないために必要なこと〜【step2 自分の立てたシナリオを信じ、テストと思ってトレードする】

損切りをできるだけ減らすためにどうすればいいのか?

損切りが少ないところで入ればいいのではないか?

なら、そのためにどうすればいいのか?

私の出した答えは、

  • 環境認識を丁寧にするということ
  • その環境認識に基づき、テストする意識でトレードをすること

ということでした。

前記事では、その環境認識について紹介をしました。

今回の記事では、自分の環境認識を信じるということと、その環境認識をトレードに落とし込むためのヒントとなるようなことをお届けしたいと思います。

目次

FXチャートで環境認識をしたあとは、どうすればいいのか?

いくら環境認識をしたからといって、相場がどう動くのは誰にもわからず、自分が描いたシナリオ通りに相場が動くという保証もありません。

でも、人の心理でチャートが動くという視点で考えると、予測は立てやすくなります。

  • ここでエントリーする人が多い
  • ここでエントリーした人は、この辺りに損切りを置く
  • ここを抜けたら、新規のエントリがー入ってくる

チャート上にはこのようなポイントがあるので、前回紹介したイメージ図が生きてくることになります。

あのイメージ図は人の心理を反映しているとも言えるわけですね。

環境認識を行うということは、人の心理を考えるということにもなるのです。

前回のイメージ図は、多くの人が考えるであろう動きを含んでいるので、チャート上に現れたイメージ図を信じることも大事になってきます。

私の経験ではありますが、いくら丁寧に環境認識をしてエントリーしても、その後のチャートの動きを見ていると気持ちが揺らいでくることがあるんですよね。

「あ、買いで入ったけど、売りだったかな?」

とか。

そして、チャートの動きに翻弄されて、最初に設定した利確ポイントや損切りポイントを動かしてしまう、ということもやりがち。

そのあとはどうなるか想像はつきますよね?

動かしてしまった後に、動かさなければ良かった……

と、悔しい思いになることが非常に多いです。

これもトレーダーあるあるかもしれませんね。

でも、よくよく考えてみればわかることでもあります。

環境認識をしている自分は、おそらく冷静な自分。

エントリー後のチャートを見ている自分は、「あ、どうしよう?」と感情が揺れている自分です。

どちらも自分ではありますが、どっちの自分を信じた方がいいと思います?

冷静な自分ですか?

焦って、アワアワしている自分ですか?

エントリー後に焦る自分に気付いたら、少しチャートから離れるのが良いかもしれません。

少し冷静さを取り戻してから再度チャートを見て判断をすればいいのですから。

まずは自分で立てたシナリオを信じましょう!

もし、自分が立てたシナリオに自信を持てないのなら、自分で立てたシナリオはあくまで仮説、その仮説をテストするんだ、という意識でやってみる、というのはいかかでしょうか?

ハードルが低く感じられるはずです。

FXトレードは「テストする」の概念を持つと良い

環境認識をしてもうまくいかないこともあるし、うまくいっていたのに、一時の感情でトレードを終了させてしまうしてしまうも多々あります。

私はその度に自分を責めることをしていました。

知らず知らずのうちに、です。

私たちは学校教育や社会環境から結果を出すことを求められて、その結果がまるで自分であるかのように思わされてきていますよね。

間違ったらアウト!の感覚ってありませんでしたか?

ですから、トレードでの損失も失敗と捉えがちになるんですね。

でも、実際はそうではなく、トレードの失敗がなければ、自分の向上も成長もないのです。

もし、この「失敗」という考え方からどうしても抜けられないときに効くのが、「テストする」という概念です。

一度エントリーをしてしまうと、誰もが損益が気になってきます。

この感情がとても厄介で、金額に目を向けた瞬間にトレードってうまくいかなくなります。

面白いなぁって思います。

なぜ、環境認識をしたのか?

相場の方向性を見極めて、売りなのか、買いなのか、目線を決めるため、です。

そのシナリオが相場でどう機能するのかを検証するのですから、経過を見届けることも必要なんですよね。

文字通りのテストなんですよ。

私はテストの概念を意識しているので、そのシナリオを信じて、結果を預けるようになりました。

そして、そのトレードが失敗トレードに終わったとしても、もう一度環境認識をして、次に生かすようにしています。

振り返ると、

「自分は売り待ちで入ったつもりだったけど、ここは絶好の買いポイントだった!」

とか、見えてくるものがあるんですね。

以前は、負けトレードは黒歴史であって、見ないようにしていたのですが、負けトレードを分析するという視点ではなく、環境認識の精度を高めるという視点で行うと得られるものが多いです。

環境認識は経験の積み重ね。

やればやるほどいろんなパターンを認識できるようになります。

そして、それが自分のトレードに結果として表れてきます。

考え方一つ、視点一つで、失敗に向き合う姿勢が変わるもの、私は環境認識という概念を通して、人生の学びも得たように感じています。

はい、繰り返し伝えたいことは、

  • 環境認識をしたら、自分の立てたシナリオを信じるということ
  • 失敗したら、もう一度環境認識に戻ること

この2点です。

自分は失敗トレードばかりだから、トレードに向いていないのではないか?ということではありません。

自分の犯す失敗トレードというのは、自分のクセが共通して出ていることも多いです。

クセはくせ者ではありますが、修正をすればグンと結果が変わるのも事実。

人としての器も大きくなると思います。

損失は自分の環境認識のストックを増やす絶好の機会であり、人間性を高めるチャンスでもあります。

その気づきこそが私は大きなチャンスと思っているんですよね。

信じてうまくいったらそれを自信にすればいいし、損を出してしまったらそれを自分の環境認識のデータのストックとして増やせばいい。

そうすることで、トレードがまた楽しくなってきます。


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